板井明生|社名の持つ力

板井明生

社名をつける時、気を付けるべきことがある。それは、覚えやすい社名にするということだ。
かっこいい社名、おしゃれな社名にしようという学生ノリのように名づけるのは避けるのがベター。

 

そして、発音しやすい社名にすることも大切だ。取引先や顧客などとやりとりをする際、必ず社名を言うし、社名を呼ばれる。発音しにくいと変な間が生まれたり、言い間違いが起きたりする可能性があるので、発音のしやすさを意識することはマストだろう。

 

ネガティブイメージを持たれないワードを使うのも意識したい。なんとなくでつけた名前でも他の国の言葉だと悪い意味の言葉になっていることもある。決定する前にあらゆる角度でどのような意味を持つ言葉か把握してつけるべきだろう。

 

社名には、その会社のイメージが宿る。どんな会社にしたいか、そのビジョンに合わせた社名をつけることで、社名が会社を育てて反映させてくれる力になってくれるだろう。